TOP青少年教育活動での実践編>映像制作と公開について

青少年教育活動での実践編

青少年教育活動における留意事項

【 Q9 】映像制作と公開について

女子ラグビーチームの参加者募集のPRビデオ撮影をするため中学校のグランドを借用しました。ところがプレーをする選手の背後に複数の部活動をする中学生の姿が鮮明に写っています。中学生への肖像権の許諾は必要ですか。

恐れ入りますがJavaScriptを有効にしてご覧ください
テキストを見る

本人であると識別できる限り、必要です。確かに個人の姿についてもそれが特定の個人と特定できるものであれば個人情報に該当するのですが、個人情報保護法上の規制対象は相当大きな団体等(データベースで管理している会員等の数が5000件を超える団体等)に限られます。女子ラグビーチームの場合、ここまで大規模なものは殆どないでしょうから、個人情報保護法は適用されないでしょう。

しかし、女子ラグビーチームが個人情報取扱事業者には該当しないとしても、個人情報保護法の問題とは別に肖像権の問題があります。人がその意に反して、自己の容貌、姿を撮影した写真を公表されることのない利益は、いわゆる人格権の一内容として法的保護の対象となります。背後で撮影された部活動中の中学生にとって、まさか自分と分かる肖像が勝手に撮影されて、それが他でPRビデオとして公開されるとは考えていないでしょうし、表現行為としての公共性、公益目的性や方法の相当性も認められません。

したがって、本人の同意を得るとか、画像処理をして本人と識別できなくする必要があるでしょう。さらにいえば、どうしてもその場面を公表する必要がないのであれば、カットして編集することが最も簡単な対応策でしょう。

個人情報保護法 第2条

青少年教育活動での実践編TOP 前のQ&Aへ 次のQ&Aへ